お知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
メディカルマーケットビジョン株式会社として第１弾のレポートとなる「若手医師と働き方改革―キャリア形成自己責任化時代におけるエンゲージメント向上策―」を刊行いたしました。

◆レポート作成の背景
　2025年は、1990年以降に出生したいわゆるデジタルネイティブ世代が35歳になり始め、医療の世界においてもその世代の先生方が実臨床で中心的な役割を担うようになってきます。さらに、その世代の先生方は製薬企業との関わりも従来と比べると希薄であり、2020年以降のCovid-19の流行/常態化や2024年からの“医師の働き方改革”において、その傾向に拍車がかかることが予想されます。

　そこで、2012年以降医師となった、いわゆるデジタルネイティブ世代の若手の先生方がどのような環境に置かれていて、どのような意識・関心を持っていらっしゃるのか、以下の４つの視点を明らかにしようとWeb調査を実施いたしました。

　1. 自分たちの働く環境をどうとらえているのか
　2. どのようなキャリアを目指しているのか
　3. 臨床研究などデータ創出も含めてどのような関心を持っているのか
　4. 製薬企業とはどのように関係し、今後関係を持ちたいと考えているのか

◆レポートの目次
調査方法
I. 調査結果
　１. 自分たちの働く環境をどうとらえているのか
　　１-１. 勤務先の医療機関の労働環境
　　１-２. メディカルスタッフへのタスク・シフティングは進んでいるのか
　　１-３. 若手医師は『医師の働き方改革』の自身への影響をどのように考えているのか
　　1のまとめ
　２. どのようなキャリアを目指しているのか
　　２-１. 若手医師はどのようなキャリアを思い描いているのか
　　２-２. キャリア形成のために今後、若手医師が行っていきたいと考えていること
　　2のまとめ
　３. 臨床研究などデータ創出も含めてどのような関心を持っているのか
　　３-１. 若手医師の関心が高いこと
　　３-２. 若手医師が興味をもっている研究
　　３-３. 研究に関して知識・スキルアップしたいこと
　　3のまとめ
　４. 製薬企業とはどのように関係し、今後関係を持ちたいと考えているのか
　　４-１. 若手医師はどのような機会に製薬企業と接触を持っているのか
　　４-２. 定期的に面談している製薬企業はどこか（製薬企業ランキング）
　　４-３. 製薬企業との今後の付き合いに関する若手医師の意向
　　4のまとめ
II. メディカルマーケットビジョンの考察・提案
III. 集計データ

◆調査概要
調査方法：主に大学病院をメインの勤務先とする35歳くらいまでの若手医師
分析対象：235人（平均年齢：31.3歳）
調査期間：2023年８月１日～９日
調査地域：全国

◆Key Findings
1. 医師の働き方改革は若手の先生方にとって必ずしも手放しに喜ばれているわけではない。
2. 若手の先生は、限られた時間・環境のなかで、臨床経験を積みたい、知識を得たいという高いモチベーションを持っている。
3. 若手の先生が求めているのは知識と論点である。
4. 若手の先生は製薬企業のMRやMSLとの関わりに期待を持っている。

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